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今期売上高見通しを28%増の680億円に 三井松島産業
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豪リデル炭鉱のストで下方修正
石炭生産、輸入販売の三井松島産業㈱(福岡市中央区大手門1丁目、天野常雄社長)は、2018年3月期連結決算で売上高が28・1%増の680億円、経常利益が約2倍の18億円で増収増益を見込んでいる。
エネルギー事業の石炭販売分野における販売数量の増加や石炭価格の上昇などで増収、利益面ではエネルギー事業の売り上げ増と子会社で半導体関連のクリーンサアフェイス㈱が好調で増益を予想。一方で開発を手掛ける豪州リデル炭鉱で今年9月にストライキが発生した影響を受け期首予想比ベースでは売上高1・4%減、経常利益28%減に下方修正した。これは10月中にストライキが終結する予想での数字。同社では「現在でも断続的にストライキが続いているが、業績予想に影響を与える重要な事実が発生した場合には速やかに情報開示する」と話している。
同社は1913年1月設立、資本金は85億7180万円、2016年3月期連結売上高は586億円。従業員は1142人。
2017年10月31日発行