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今期、関西初進出含め新規出店10店舗予定 サダマツ　売上高は50億円目指す

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　宝石・メガネ・時計販売の株式会社サダマツ（福岡市中央区赤坂一丁目、貞松隆弥社長）は今期（〇三年九月～〇四年八月）、関西への初出店を含め十店舗の新規出店を予定している。今年八月末の時点では三十一店舗だが、九月までに「ビジュソフィア久留米店」、「ア・ノス　ビジュソフィア小倉店」、「グラージュ大村ジャスコ店」を出店。十一月、初の関西進出となる神戸市への出店や、福岡市内の「ビジュソフィア香椎浜店」などをはじめとして、期末までに十店舗程を出店する予定。全体では「ビジュソフィア」三十一店、宝飾・メガネ複合店の「オプトジェム」六店、メガネ専門店三店の合計四十店舗体制を目指す。結果、二〇〇四年八月期は売上高五十億円、経常利益四億円を見込む。

　03年８月期売上高は前年比5.5％増の42億円

　また同社の二〇〇三年八月期決算は、売上高が前年比五・五％増の四十二億二千五百万円、経常利益は同一五・七％増の三億五千百万円となった。
　既存店売上高は同一・四％減（三十五億千八百万円）となったものの、宝飾専門店「ビジュソフィア」を五店舗新規出店したことや、顧客催事の回数を増やしたことで、全体では売上高増加につながった。品目別では、宝飾品は同九・二％増の三十五億四千二百万円、時計は同四・五％増の一億五千三百万円、メガネ・メガネ用品は専門店を一店舗閉鎖したことで同一三・四％減の五億二千九百万円となった。当期純利益は同一九・二％増の一億七千六百万円。
　同社は一九六四年三月設立、資本金は三億四千七百二十万円。
　貞松社長は長崎県大村市出身、一九六一年十二月二十二日生まれの四十一歳。成城大学経済学部卒。趣味は楽器演奏。

2003.10.28 発行　週刊経済より