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今春、長野県で初の小水力発電事業を開始へ 自然電力グループ
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年間発電量117万kW時見込む
自然エネルギー発電開発の自然電力グループ(福岡市中央区荒戸1丁目、磯野謙代表)は長野県内に小水力発電所を建設している。運用は2018年春の予定。
長野県が公募した補助対象事業「自然エネルギー地域発電推進事業」への提案が採択されたことによるもので、グループでは初の小水力発電プロジェクトとなる。建設主体は自然電力100%子会社で再生エネルギー事業を手掛ける長野自然電力合同会社(長野県上高井郡小布施町)で12月14日に着工。発電所は小布施町の松川から取水した同町の用水路を活用した流れ込み式発電所で、約190kWの発電能力を有する。年間発電量は一般家庭で約360世帯の年間使用電力量に相当する117万kW時を見込んでおり、発電した電力はFITを活用し、中部電力に売電する。
2018年1月10日発行