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今年度のふるさと納税受け入れ額は約90億円に 飯塚市


週刊経済2023年4月4日発行

前年度に比べ約1・4倍に

飯塚市(片峯誠市長)における2022年度のふるさと納税受け入れ額が、前年比1・4倍の約90億円に上ることが同市への取材で分かった。
移住・定住促進策とともにふるさと納税の寄付額増加に向けた施策を進めている市では、20年度に前年の約2倍にあたる43億7600万円、21年度には前年比約1・5倍の65億3300万円と増加しており、3年連続で右肩上がりの増額が確実となっている。増額のけん引となっているのは、寄付額1万2千円に相当する返礼品「鉄板焼きデミソースハンバーグ(20個入り)」で、有名ポータルサイトでトップ10にランクインするほど人気を集め、返礼品では全体の半数以上を占めているという。また、寄付の入口となるポータルサイトも今年度は「ふるさと百選」など新たに4サイトを追加したことで、広範囲から寄付を集めやすい環境を整えたことも前年実績を上回る基盤となった。ふるさと納税を担当する経済部物産振興・ふるさと応援課ふるさと応援係の大橋祐子係長は「返礼品では全体の半数以上をハンバーグが占めているほどの人気ぶり。これがけん引役となり、他の返礼品にも波及している」と要因を説明する。今後、市内事業者の販路拡大を支援する独自の取り組みとして21年度からスタートさせている「いいづかブランド」認定製品とリンクさせることで、受け入れ額のさらなる確保と地場企業の支援にもつなげていきたいとしている。