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今年中にペット共生型マンションを10棟計画 アトラスカンパニー 福岡市およびその近郊で
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賃貸マンション開発の株式会社アトラスカンパニー(糟屋郡志免町、白須政憲社長)は、自社開発のペット共生型賃貸マンションを、今年中に福岡市およびその近郊で十棟計画している。
同社が開発しているのは、ペット共生型マンション「ブランシュール」シリーズで、資産運用型の賃貸マンション。建物の基本タイプはRC造三階建て、間取りは2LDKの十二戸。昨年八月から十二月までに糟屋郡志免町で三棟が完成、現在、春日市内に四棟目を建設しており、年内に福岡市とその近郊で新たに十棟(百二十戸)を計画している。
また、今年から同様のペット共生型賃貸アパートで二階建ての「パピーウィンズ」シリーズも開発しており、三月中旬には須恵町に一棟目が完成し、年内に六棟を予定している。
同社のペット共生型マンションは、建築費が一坪あたり三十三万九千円(税別)と割安で、工期は平均で約四カ月。ペット共生型とすること で一般的な賃貸マンションより家賃設定が高くなり、割安な建築費と合わせて高利回りの賃貸マンション経営が可能となるという。
グループホームも年内に4施設オープン
また、同社は今年中に福岡、佐賀、熊本の各県で、介護を必要とする 痴呆高齢者のための共同生活住居、いわゆるグループホームを四施設オープンする。
オープンするのは、熊本県下益城郡小川町、佐賀県鳥栖市、福岡県糟屋郡須恵町、宇美町の四カ所。熊本県の物件は一月着工で、他の三施設も三月から五月の間に着工する。完成はいずれも年内の予定。施設運営 は関連会社の株式会社マーブルジャパン(糟屋郡志免町、白須政憲社長)がおこなう。
同社は二〇〇〇年設立、資本金は一千万円。売上高は八億円。従業員は十一人。
白須社長は熊本市出身、一九五三年十月十一日生まれの五十歳。九州 学院高校卒。趣味は仕事、麻雀、海外旅行。
2004.2.3 発行 週刊経済より