今夏をめどに一級建築士事務所を開設　シェルフアソシエイツ

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週刊経済2021年5月11日発行

３月に不動産開発事業開始

空間開発プロデュース、施設再生リノベーションの㈱シェルフアソシエイツ（福岡市中央区赤坂１丁目、坂口敬司社長）は今夏をめどに、一級建築士事務所を開設する。
遊休地の利活用を促す新事業を開始したことに伴うもので、すでに３月に不動産開発事業部（スタッフ２人）を開設。一級建築士事務所開設により事業への信用度を高め、開発案件の円滑な設計受注の体制を整えていく。同事業は企業などが所有する遊休地に対し、テナントの誘致、コンセプトの考案、建物の設計・デザインや開業までのＰＲ、広報を一貫して展開する。
坂口社長は「都市開発によって地域の課題を解決していくため。すでに県外の自治体からの依頼が来ている。ゆくゆくは再販分譲リノベーションマンションの次の柱にしたい」と話している。
坂口社長は熊本県荒尾市出身。１９６６年１０月３０日生まれの５４歳。九州芸術工科大学大学院修士課程修了。趣味は家族サービス。
２０１０年５月設立。同グループ企業は住宅リフォームのリノベスタイル㈱、片付けサービスの㈱ベルーム、店舗商業施設の設計施工の㈱アークデザイン、商材販売のＳ＆Ｓの計５社で構成する。