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今夏に新幹線博多駅改修着工  JR西日本    総事業費105億円、10年末完成


 西日本旅客鉄道株式会社(大阪府北区芝田2丁目、山崎正夫社長)は、今夏から総事業費105億円をかけ、新幹線博多駅のリニューアル工事を始める。完成は2010年度末。
 これは、11年春に全線開業する九州新幹線と山陽新幹線の相互乗り入れに対応するもの。計画概要は、現在2階にある中央出改札とみどりの窓口を1階に移設し、合わせて8台ある自動改札機を12台に増設。中央出改札の1階移設に伴い、新幹線中央口と新幹線東口のコンコースを一体化し、現在の2300平方mから5200平方mに増床する。また、九州新幹線と相互乗り入れ可能なプラットホーム1面2線を増設するのに伴い、エスカレーター、エレベーターも増設、再配置を行い、コンコースとホームの移動をスムーズにする。総事業費は105億円(内訳はJR西日本が72億円、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が33億円)。同社では「テナントなどの計画は今後話を詰めていきたい」と話している。