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今夏、法人向け健康増進アプリを提供開始 シンワラボ


週刊経済2021年4月27日発行

初年度ユーザー数1万人を目指す

経営コンサルティングなどのシンワラボ㈱(福岡市中央区鳥飼1丁目、加藤シゲキ社長)は今夏、法人向けに従業員の健康増進アプリの提供を開始する。
同社は従業員などの健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」のコンサルティングを手掛けており、今回社員一人一人が自身の健康状態を工夫して向上できる手段や有効な情報をキャッチできる方法を生み出すためのアプリ開発に着手。AIを搭載しており、健康診断の結果をもとにした運動や食事の助言、将来的な疾病リスクを把握できる。現在、顧問先で試験的に導入を進めており今夏頃に顧問先企業以外にも提供を開始する計画。初年度ユーザー数1万人を目指す。加藤社長は「ブロックチェーン技術を活用したデータの管理や利活用ができるプラットフォームの開発を手掛けるオケイオス社と共同開発したもの。日常のレセプトデータも取り込めるため普段服用している薬の管理もできる」と話している。
同社は2018年4月設立。資本金100万円。決算期10月。従業員2人。