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今在家、新原高木地区に新たな産業用地 古賀市
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週刊経済2021年9月7日発行
産業用地不足解消を目的に
古賀市(田辺一城社長)は、今在家(いまざいけ)、新原(しんばる)高木両地区で新たな産業団地の整備に向けて準備を進めていることが同市への取材で分かった。
近年、九州自動車道古賀インターチェンジや国道3号、同495号、県道筑紫野古賀線など幹線道路が整備されていることを背景に、物流や食品メーカーの進出が相次いでおり、企業を受け入れる用地が不足していることから、新たな用地を整備する。今在家地区は国道3号沿い、現在の今在家工業団地東側。施工面積は約21ヘクタール。6月に工業地域への用途変更が終わり、組合方式による土地区画整理事業として開発を進める。県道筑紫野古賀線沿いの新原高木地区の施工面積は約28ヘクタール。農村産業法を活用し、県をはじめとした関係機関と協議の場を設け、着工に向けた準備を進めていく方針。現段階での着工時期については未定。
商工政策課事業支援係では「企業からの問い合わせはコロナ前と変わらず、毎日2社から問い合わせが来ている。分譲すれば即完売というのが古賀市の現状。着工時期については現段階で未定だが、早い時期に本格着工できるよう準備を進めていきたい」と話している。