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人形供養の郵送受付を開始 鳥飼八幡宮
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県外の依頼増加により
鳥飼八幡宮(福岡市中央区今川2丁目、山内圭司宮司)は6月1日、人形供養の郵送受付を開始した。 緊急事態宣言発令後の自粛期間中に自宅での断捨離が流行し、県内だけでなく山口や広島などからも依頼が増えたため全国対応するもの。人形供養は創建以来からの取り組みで、依頼数は緊急事態宣言発令前の月間20~30件に対し、5月末時点で約60件に増加していたという。料金は段ボール100㎝未満が3千円、100㎝以上150㎝未満5千円、150㎝以上200㎝未満7千円。節句飾りも受け付ける。
山内宮司は「長い間一緒に過ごし、大切にしていた人形やぬいぐるみには魂が宿る。人形供養には感謝の意を込めて手放したいという気持ちが込められている」と話している。
同八幡宮は1700年前創建。縁結びの神様として信仰されている。山内宮司は福岡市中央区出身。1972年1月6日生まれの48歳。皇學館大学文学部神道学科卒業後、宗教法人若八幡宮に所属したのち鳥飼八幡宮へ。趣味はサイクリング、スノーボード。
2020年6月23日発行