人事体制の強化などで組織体制を変更　Ｆｕｓｉｃ

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週刊経済2024年7月31日発行号

３部門を新設

クラウド環境を活用したシステム開発など情報通信業の㈱Ｆｕｓｉｃ（フュージック／福岡市中央区天神４丁目、納富貞嘉社長）は７月１日付で、人事体制や技術基盤の強化、Ｍ＆Ａ推進などを目的に組織体制を変更した。
人材不足の深刻化、急速な技術革新やセキュリティ脅威の高まりなど不確実な市場環境の中、持続的な事業成長を実現するため、新たに３部門を設置した。立ち上げたのは、社員の成長を支援する育成プログラムの企画、魅力的な人事制度の設計、働きやすい職場づくり、競争力のある採用戦略の立案を担う「組織開発本部」。エンジニアの技術研修プログラムの企画、提供サービスの品質維持、向上施策の立案、セキュリティ体制強化を図る「技術＆セキュリティ統括室」、Ｍ＆Ａ戦略の策定、ソーシング、デューデリジェンス、ＰＭＩなどを統括する「投資戦略室」の３部門。同社では「組織活性化と技術品質、セキュリティ基盤確保、Ｍ＆Ａや戦略的提携による競争力の強化などにつなげたい」と話している。