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人にごちそうできるアプリの活用で子ども食堂 Gigiと親不孝通り商店会


9月末まで

インターネットサービス企画・開発のGigi㈱(=ジジ・福岡市中央区大名2丁目、今井了介社長)と親不孝通り商店会(同市中央区舞鶴1丁目、河田茂樹会長)は7月19日から、食事をプレゼントしたい人と食事をしたい人を飲食店でマッチングするアプリ「ごちめし」を活用した子ども食堂を開始した。9月末まで実施する。
「ごちめし」はアプリ内で事前決済した登録飲食店のメニューを人にプレゼントできるサービスで6月から福岡市内と東京都渋谷区で実証実験をしている。親不孝通り商店会も実験に参加しており、今回はこのアプリを活用して親不孝通りの登録店舗で、アプリ内でプレゼントされた食事を子どもに振る舞う子ども食堂を実施する。高校生以下の子どもは登録店で申告すれば、無料で対象メニューの提供が受けられる。子ども食堂には現在、イタリアンやラーメン店など9店舗が参加している。また、9月25日までに60万円を目標額としたクラウドファンディングも募っており、調達した資金は子ども食堂の運営に充てる。Gigiの杉山取締役は「子どもは期間中いつでも利用できることやアプリを通して誰でも支援できることが特徴。地域活性化や防犯面でも役に立てたら」と話している。
Gigiは2018年9月設立。資本金500万円。従業員数5人。親不孝通り商店会は2017年に設立。地域活性化を目指してイベント開催などに取り組んでいる。

2019年7月23日発行