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京阪電鉄系企業とデイサービス事業運営で提携   シダー   関西圏の進出の準備として


 福岡県、千葉県を中心に通所介護施設(デイサービスセンター)を展開する株式会社シダー(北九州市大畠一丁目、山崎嘉忠社長)は、京阪電気鉄道株式会社のグループ会社・京阪ライフサポート株式会社(大阪府枚方市、塩田正社 長)は、関西圏における介護サービスの事業展開に関して業務提携した。
 二〇〇五年八月一日現在、両社間に資本的関係、役員等の人的関係はないが、八月一日、京阪ライフサポート株式会社が開設した「堂山公園デイサービスセンター」の設立及び運営についての各種ノウハウ提供や、施設 運営に対する助言、介護要員等の教育・指導をするとともに、施設の運営要員を派遣する。
 今回の提携で同社は京阪ライフサポートが蓄積してきた関西圏の市場の情報や不動産情報の提供を受け、今後の関西圏へ事業展開に役立てる。
 同社では「ビジネスパートナーとして互いの介護サービスを補完する関係を構築し、利用者に対して高品質の介護サービスを提供していく」と話している。
 同社は一九八一年四月設立、二〇〇〇年十月事業開始、資本金四億三千二百二十八万円、売上高三十六億四千九万円(〇五年三月期売上)、従業員四百八十三人。
 山崎社長は一九五五年一月十一日生まれの五十歳、山口県出身、趣味は自転車。

2005.08.17発行の速報誌『週刊経済』より