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京都郡苅田町に約1・7万㎡の物流倉庫 東京の日本通運
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自動車産業関連の基幹施設
総合物流国内最大手の日本通運㈱(東京都港区東新橋1丁目、齋藤充社長)は8月5日、京都郡苅田町新浜町に物流倉庫を開設した。
名称は「九州オートモーティブロジスティクス支店苅田MLC‐Ⅱ」。場所は日産車体九州東側で、昨年2月に完成した「苅田MLC‐Ⅰ」に隣接している。敷地面積は4万9660㎡(MLC‐Ⅰ、コンテナヤード含む)。建物は鉄骨造平屋建て、建築面積1万6725㎡、延べ床面積1万7815㎡、倉庫棟面積1万5487㎡。また、併設の事務所棟(2階建て)が2296㎡。新倉庫では、自動車産業関連の調達部品供給を中心とした業務を展開し、国内外調達部品のコンテナ取り扱いに対応したコンテナヤード機能、定温管理を必要とする自動車部品に対応した設備、精密部品の検査室などを備えている。同社では「購読道路のインターチェンジのほか空港や港にも近く、陸海空の複合的な物流インフラが整備された非常に優れた立地。今回の稼働によって、延べ床面積3万1613㎡を有する自動車関連物流の一大拠点となる」と話している。
同社は1937年10月設立。資本金701億7500万円。2019年3月期連結売上高は213兆8500億円。
2019年9月18日発行