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京都郡苅田町にアルミニウム溶湯工場を建設 名古屋市の豊田通商 05年7月めどに操業開始
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トヨタグループで商社の豊田通商株式会社(愛知県名古屋市中村区名駅四丁目、古川晶章社長)は二〇〇五年七月の操業を目指し、京都郡苅田町鳥越町にアルミニウム溶湯の新工場建設を計画している。
これは、豊田自動車九州株式会社のエンジン工場新設計画に対応するのもので、アルミ合金メーカーの株式会社大紀アルミニウム工業所と合弁で新設し、アルミ合金の製造・販売を手がける。場所は、苅田港に隣接する松山工業団地内。新工場は、約一・六haの敷地に総事業費十五億円をかけて建設する。操業時の従業員数は二十五人~三十人。現在、同社は海外五カ所でアルミニウム溶湯工場を展開しているが、国内では初の拠点となる。
同社は一九四八年七月一日設立。資本金は二百六十七億四千八百万円。
2005.3.15 発行 週刊経済より