京都の農業関連事業者と資本業務提携　自然電力

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週刊経済2023年6月20日発行号

農業経営の収益改善など目指し

自然エネルギー発電開発の自然電力㈱（福岡市中央区荒戸１丁目、磯野謙社長、川戸健司社長、長谷川雅也社長）は５月１７日、体験農園や農業学校事業を展開する㈱マイファーム（京都市、西辻一真社長）と資本業務提携した。
農業技術開発や研究、地域活性に関する事業で培った知見と農業人材ネットワークを持つマイファームと、再生可能エネルギー発電事業や地域活性化推進事業、営農型太陽光事業「ソーラーシェアリング事業」などを手掛ける自然電力の強みを生かすことで、農業の抱える社会課題の解決を目指す。
具体的にはマイファームが運営する農業学校「アグリイノベーション大学校」が輩出する農業人材を自然電力が運営するソーラーシェアリング事業における農業従事者としての斡旋・紹介、またマイファームから自然電力へのソーラーシェアリング事業に使用する用地の斡旋や紹介などをしていく。協業ですでに垂直型のソーラーシェアリング設備を活用した新しい営農モデルの生育試験をプロジェクトとして準備しており、今後は農業経営における収益改善や持続可能な農業の推進のため、新技術を活用した営農モデルの確立を目指す。