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京都の流体研磨装置メーカーと総代理店契約 クラマ


週刊経済2021年10月12日発行

海外展開も視野に

工作機械商社の㈱クラマ(福岡市博多区那珂6丁目、河村太社長)は、流体研磨技術の開発、販売を手掛けるアルゴヴィジョンテクノロジズ㈱(京都府相楽郡精華町光台1丁目、立花昇一社長)と総代理店契約を結び、10月13日から流体研磨装置の販売を開始する。
同装置は金属チューブやパイプ、医療機器部品、3D金属造形品などの内面を研磨するもの。ガスや液体が流れる複雑形状の流路、1ミリ以下の流路や穴も研磨できるのが特徴。産業見本市などに出展し国内における販路を広げるほか、将来的には海外展開も視野に入れる。
河村社長は「当社初の総代理店契約。最先端の流体研磨技術の独占販売権を取得し他社との差別化を図る」と話している。
同社は1979年10月設立。資本金1千万円。決算期3月。従業員数10人。