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交通安全活動資金に個人で5000万円寄付 黒土始第一交通産業会長
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13年以降個人最高額
第一交通産業㈱(北九州市小倉北区馬借2丁目、田中亮一郎社長)の黒土始代表取締役創業者会長は9月7日、一般財団法人・福岡県交通安全協会(福岡市博多区千代1丁目、竹島和幸会長)に5000万円を寄付した。
交通安全活動資金として個人で寄付したもので、同協会が2013年4月に一般財団法人に移行後は個人で最高額となった。当日は同社本社ビルで贈呈式を開き、協会役員ら3人と同社からオブザーバーとして田中社長が出席。黒土会長のあいさつ後、同会側の松山重喜専務理事に目録を手渡し、同専務が謝辞を述べた。黒土会長はこのほかにも集中豪雨で被害を受けた被災地のため、大分県と福岡県などにも寄付する意向で、出身地の大分県には9月11日、寄付金と義援金を半額ずつの割合で合わせて6000万円を寄付。黒土会長はあいさつのなかで「おかげさまで95年間無事に過ごすことができたことに感謝し、社会に対して何かできないかと考えた。わずかな額だが受け取っていただき、交通事故防止に役立てていただきたい」と話した。
2017年9月20日発行