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交流・見守りアプリの試験提供を開始 福岡市社会福祉協議会


週刊経済2021年3月9日発行

赤坂、板付、板付北の3エリアで

社会福祉法人福岡市社会福祉協議会(福岡市中央区荒戸3丁目、谷川浩道会長、以下福岡市社協)は4月から、交流・見守りアプリの提供を段階的に開始する。
コロナ緊急支援募金に集まった寄付金を活用し、パソコンスクール運営などの㈱輪人(同区桜坂2丁目、久我浩介社長)、システム開発などのピットアウト㈱(北九州市小倉北区浅野3丁目、渡辺友太社長)とともに高齢者に向けた交流・見守りアプリを開発した。タブレットを高齢者宅に設置し、1対1の見守りや、最大5人が同時に繫がり会話をすることが可能。コロナ禍で公民館などのふれあいサロンに参加ができていない高齢者などにオンライン会食などを促していく。来年度中で最大60台の配布を目指しており、4月から、赤坂、板付、板付北の3エリアで自治体や民生委員、老人クラブなどと連携しながら段階的に試験導入していく。