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井筒屋大牟田店跡に20階建て分譲マンションを建設   コンダクト   総事業費は約16億円


 不動産の再生事業を手掛ける株式会社コンダクト(福岡事業本部:福岡市中央区渡辺通5丁目、和田克之社長)は、大牟田市新栄町の井筒屋大牟田店跡に20階建て分譲マンションを建設する。完成は2006年12月を予定している。
 井筒屋大牟田店は2001年に閉店し早期活用が求められていた。 同社は10月20日、土地・建物を含め約8,000万円で、所有者の久留米井筒屋と売買契約を結んだ。マンションの高さは62.6mで、大牟田では最も高いマンションになるという。総事業費は約16億円で、11月初旬には解体に着手し、来年4月着工予定。
 敷地面積が約2,100平方m、建築面積は940平方m。建物は鉄筋鉄骨コンクリート造で、延べ床面積が約8,330平方m。戸数は2LDK、3LDKが各18戸、4LDKが36戸の合わせて72戸。駐車場台数は72台。2階にはオフィスなど業務機能を持たせるほか、西鉄新栄町駅へつながる通路、来街者も立ち寄れる緑地など公的施設も計画している。
 和田社長は「大牟田の街活性事業の大きな柱としていきたい」と話している。
 同社は1994年11月設立、資本金は2億1,213万円、従業員20人。現在、博多区下呉服町に10階建て賃貸マンション「コンダクト下呉服町1番館(仮称)」と「同2番館(仮称)」の2棟と、同区博多駅東1丁目に11階建てマンション「コンダクト博多駅東マンション」を建設している。