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五ケ山クロスベースが「ウッドデザイン賞」 那珂川市
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建築、建屋空間が評価
那珂川市(武末茂喜市長)が運営するアウトドア交流拠点施設「五ケ山クロスベース」がこのほど、農林水産省のウッドデザイン賞で「奨励賞(審査委員長賞)」を受賞した。
同賞は木で暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを3部門で表彰し、国内外に発信するための顕彰制度で、10月25日、413点の応募作品の中から197点が選出された。12月5日に表彰式が行われ、東京ビッグサイトで開催の日本最大級の環境展示会「エコプロ2019」内に設置されたウッドデザイン賞2019特設ブースで、上位賞作品展示とともに入賞作品をパネル展示(一部現物)、映像で紹介した。
五ケ山クロスベースは3月29日、佐賀と福岡の県境近くの五ケ山ダム湖そばにオープンしたアウトドアショップや飲食店が入る施設。平屋建て約1000㎡で、約680㎡の屋上デッキではダム一帯を臨むことができる。周囲の景観と調和したルーバー、緩やかな曲線を描く大階段の空間、自然に親しむための観光拠点としてのシンボル的なイメージをもち、都市と自然をつなぐ施設として演出されていることから、ライフスタイルデザイン部門の建築・空間分野で評価された。県内では9点が入賞。ウッドデザインマークの使用が認められ、広報活動に使用できる。
2019年12月17日発行