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二見ヶ浦エリアの駐車場混雑状況を配信 東京のバカン


週刊経済2022年1月25日発行

福岡市のプロジェクトと共同で

飲食店やトイレなどの空席情報配信サービスを展開する㈱バカン(東京都新宿区、河野剛進社長)は1月11日、福岡市と共同で、二見ヶ浦エリアの駐車場の混雑状況を可視化する取り組みを開始した。
バカンが提供しているリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」を活用するもので、混雑情報が地図上に表示される機能「VACAN Maps」から混雑情報を確認できる。福岡市東部・西部の海辺地域の観光振興などを推進する福岡市の「Fukuoka EAST&WEST COASTプロジェクト」と共同の取り組み。西部に位置する二見ヶ浦エリアでは車の利用が多く、週末や大型連休に駐車場が混雑するため、混雑状況をリアルタイムに可視化することで混雑緩和を目指す。混雑状況は駐車場担当者がスマートフォンなどから管理画面を操作することで更新でき、混み具合を4段階で表示する。同社は「担当者が手元のスマートフォンで入力するだけで可視化が可能なため、導入コストが低く、すぐに利用できる特徴がある。訪れる人が事前に確認することで混雑の平準化を図る」と話している。
同社は2016年6月設立。20年1月に九州・沖縄営業所を開設している。