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事業部統合、新設など4本部制に組織変更  メディアファイブ    業務効率向上狙い


 ソフトウエア受託開発、システム開発のメディアファイブ株式会社(福岡市中央区薬院1丁目、上野英理也社長)は、6月1日付でIT技術者を派遣するSES事業部とソフトウエア受託開発のSI事業部を統合して「SI本部」にするなど事業部制を4本部体制に組織変更した。
 両事業部の取引先が一部重複していることから、組織を統合して営業担当者の連携を強化し効率を高めて受注を増やす狙い。SI本部は、SI福岡グループ、SI東京グループ、ソリューショングループ、Bakoon!!グループの4グループあり、上野社長がSI本部長を兼任する。また、同社は国の助成金を活用するなどIT技術者を育成しており、担当のスクール事業部と研修本部を「スクール本部」として統合したほか、育成したIT技術者を他企業に紹介する「アウラ本部」を新設。「管理本部」と合わせて4本部制になった。アウラ本部では、全社的なITエンジニアの採用やスクール本部の受講生募集の強化を図るとともに、人材派遣事業や有料職業紹介事業を推進する。上野社長は「ITエンジニアのセクト意識をなくし、人的資源の有効活用を図っていきたい」と話している。