事業部制廃止の組織変更 　日本乾溜工業

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営業企画部など新設

交通安全施設、法面工事施工の日本乾溜工業㈱（福岡市東区馬出１丁目、伊東幸夫社長）は１０月１日から事業部制を廃止するなどの組織変更を実施した。
営業部、支店を中心とした事業体制の明確化を図るため３事業部を統括する事業本部から営業本部へと組織を再編。現在の３ブロック制から、福岡ブロック（福岡県内事業所）、西九州ブロック（佐賀、長崎県内事業所）、中九州ブロック（熊本、大分県内事業所）、南九州ブロック（鹿児島、宮崎事業所）の４ブロック制とし事業効率の向上を図る。また、統括機能を強化するため営業本部内には営業企画部を新設。さらに、大型工事などの戦略的物件への対応力強化、若手技術者育成のため広域工事部を新設し、大きく分けると経営管理本部、営業本部、広域工事部の３部制と黒崎工場に各組織を配置する。
これにより伊東社長ほか１２人の人事異動を実施。伊東社長は事業本部長、建設事業部長を兼務していたが、組織変更後は営業本部長兼務になる。同社では「持続的成長を支える経営基盤構築で組織の活性化を図る」と話している。

2020年10月6日発行