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事業者向けポータルの一部機能を熊本、十八親和で提供 ふくおかFG


週刊経済2024年6月19日発行号

オンライン経営診断など

㈱ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市中央区大手門1丁目、五島久社長)は6月7日、事業者向けポータルサイトの一部サービスをグループ傘下の熊本銀行、十八親和銀行で提供開始した。
事業者向けポータル「BIZSHIP」(ビズシップ)は同社が日本アイ・ビー・エム㈱と共同開発したシステムで、昨年10月に福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行で提供開始。同社顧客の既存事業DXの起点となる新たなデジタルチャネルとして位置づけられている。今回提供開始したのは、福岡銀行が先行して提供していた、決算書類などをオンラインで提出できる機能と決算資料から経営課題と解決策、他社の施策導入事例を知ることができる経営診断機能の2つ。同社では「多種多様な経営課題解決のサポート、書類授受などの業務効率化が可能となる。お客さまの事業成長への貢献を目指すとともに、今後も継続的な機能追加・改善やサービスの充実化による新たな銀行体験の提供とビジネスモデルの創出していきたい」と話している。