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事業者向けに「電子帳票交付サービス」提供開始 西日本シティ銀行


週刊経済2023年5月16日発行号

デジタルチャネルの機能拡充

㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前1丁目、村上英之頭取)は5月15日、法人や個人事業主の顧客に郵送で交付している帳票をPDF形式のファイルで交付する「電子帳票交付サービス」の提供を開始した。
これは事業者向けデジタルチャネルの機能を拡充し、顧客の利便性向上を図る一環。同サービスでは、金融・非金融取引をオンライン上においてワンストップで提供する法人版デジタルプラットフォーム「NCBビジネスステーション」や法人向けインターネットバンキング「NCBビジネスダイレクト」の画面上で利用開始登録することで、電子帳票を登録日の最短翌日から無料でパソコンから閲覧できる。電子帳票を24時間いつでも閲覧できる(閲覧可能期間は3年間)ほか、各種帳票を電子データとして保存できるため、紛失リスクを低減できるのが利点。今回、預金や債券、融資、外為など19種類の電子帳票から同サービスの提供を開始し、今後、閲覧できる帳票数を拡大していく。