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事業拡大に向け本社を増床 KIZUNA


全体で2・7倍に

通販支援事業の㈱KIZUNA(福岡市南区向野2丁目、松永高徳社長)は12月1日、事業拡大に向け本社を増床した。設備投資額は約1億円。
通販の枠を越えた幅広い事業展開を加速する狙い。もともと約500㎡だった本社事務所を拡張し、全体の延べ床面積は約2.7倍の1220㎡。そのうちコールセンターは約2倍の広さとなった。今回の拡張に伴い新たに物販スペースやフィットネススタジオ、ライブコマースやYouTube撮影ができるスタジオ(2部屋)を設置。通販の販売手法の多様化に対応する目的で、配信サービスを通してライブ配信するライバーやユーチューバーへの貸し出しも計画しているという。
松永社長は「今後3年間で約5倍の売上高50億円を目指す。それに伴い、来年4月までにマネージャークラスの人員20人を採用する計画もある」と話している。
同社は2008年5月設立。資本金2965万円。売上高約10億円(2020年4月期)。従業員数120人。

2020年12月22発行