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事業再構築補助金の申請サポートサービスを開始 アンカレッジ


週刊経済2022年7月20日発行

受給金額の10%が報酬

キックボクシングジム運営のアンカレッジ(福岡市南区大橋1丁目、山川良太代表)は7月1日、事業再構築補助金の申請サポートサービスを開始した。
同補助金はポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するため、中小企業などの思い切った事業再構築を支援するもの。2020年4月以降の連続する6カ月間のうち、任意の3カ月の合計売上高がコロナ以前(19年または20年1~3月)の同3カ月の合計売上高と比較して10%以上減少していることなどが申請要件となる。申請サポートに関しては金融機関や税理士が手掛けるのが一般的だが、山川代表が前職で補助金を申請した経験や、飲食業を営む知人の事業再構築補助金の申請をサポートして採択されたことなどから、サービス化するもの。山川代表が事業者にヒアリングし、申請に必要な「補助事業の具体的取組内容」「将来の展望」「事業で取得する主な資産」「収益計画」から構成される事業計画書の作成をサポートする。着手金に加え、当面は受給金額の10%が成功報酬となる。
山川代表は「運営するキックボクシングジムの会員にもコロナの影響を受けた経営者もいるので、力になりたい。飲食をはじめサービス業から問い合わせが多い」と話している。