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事務所拡張で協働ロボット展示 SKソリューション
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20年までに販売目標500台
オムロングループで制御機器販売のSKソリューション㈱(福岡市博多区博多駅中央街、鍵山公志社長)は10月10日付で事務所を拡張した。
場所は「新幹線博多ビル」7階、隣接する空きテナントを賃借したもので事務所面積はこれまでの約1・5倍の440㎡となった。拡張したスペースにはオムロン製品のほか、九州では唯一の代理店であるデンマーク・ユニバーサルロボット社の「協働ロボット」などを3台設置した「ロボティクステクニカルルーム」を新設。利便性を生かし九州一円からの集客を図り、ショールームとして活用することで認知向上を図るとともに、テスティングやトレーニングなど実際に作業できるスペースとしても使用する。
協働ロボットは安全柵がいらず、荷物の移動や商品の箱詰めなど人と共同して作業できる安全性の高いロボットとして開発されており、同社では人手不足に悩む食品や薬品、化粧品などの中小製造業を中心に販促し、2020年までに500台の販売を目指す。鍵山社長は「ぜひ気軽に見に来てほしい。プログラミングのトレーニングから設置、実装、メンテナンスまでワンストップで提供することで中小企業の人手不足を解消し、九州の製造業の発展に貢献したい」と話している。
同社は2003年4月設立。資本金5000万円。従業員70人。2017年3月期の売上高は70億円。
2017年10月24日発行