予防接種予約システムを提供開始　ｅｌｓｅ　ｉｆ

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週刊経済2021年2月9日発行

新型コロナワクチン接種開始に向け

ソフトウェア開発の㈱ｅｌｓｅ　ｉｆ（エルスイフ：福岡市博多区千代４丁目、髙森啓二社長）は２月１日、予防接種予約システムの提供を開始した。
今年４月に実用開始する予定の健康診断予約受付システム「ＬＩＦＥＳ（ライフェス）」の機能を応用し、予定されている新型コロナウイルスワクチン接種の予約に対応したシステム「ライフェスプラス」として先行リリースした。電話予約、Ｗｅｂ予約、はがきなどの予約データを一元管理でき、端末を複数台設置したコールセンターにも対応。予約担当者が定員管理などをスムーズに行うことができる。また同システムには、同社が昨年１２月に提携したＱ＆Ａサイト運営などの㈱オウケイウェイヴ（東京都港区）が提供する企業向けのＦＡＱ（よくある質問）、お問い合わせ管理システム「ＯＫＢＩＺ．ｆｏｒ　ＦＡＱ／Ｈｅｌｐｄｅｓｋ　Ｓｕｐｐｏｒｔ」の機能も付加価値として組み合わせている。一般的な医療系の予約システムに比べて安価に設定している点も特徴で、今後新型コロナウイルスワクチンの接種体制の確保をしていく自治体に向け提案を強化していく。