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予実管理分析クラウド型ツール SETE MARES
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来年6月めどにAI機能などを搭載
クラウドサービス開発などの㈱SETE MARES(福岡市博多区博多駅前3丁目、ベセディン ドミトリ社長)は11月1日、予算と実績管理に特化したクラウドサービス「KINCHAKU(キンチャク)」のオープンβ版をリリースした。正式版は来夏を予定。
同サービスは、これまで表計算ソフトで管理されていた予算と実績情報を、会計などの専門的な知識が無くても簡単に管理、分析を可能にしたクラウド型ツール。プロジェクトの開発から集客、販促、販売までの費用を一括管理できるサービスとして管理会計担当者やプロジェクトマネージャーの人材が不足する中小のシステム開発会社などに普及を目指す。1プロジェクトあたりの共有数は無制限で、部署内やプロジェクトチーム内などで自由に共有できる。また自動的に会計、マーケティング、営業データを分析し、結果を「見える化」するだけでなく、可視化や検出、予測、制御の4つの軸を自動化し、改善すべきポイントなどを提案するAI機能の開発を進めており、来年6月めどに一般公開予定。12月上旬にはCSV流し込み機能を追加、そのほか既存の会計ソフトを中心に自動連携機能(API連携)を随時追加していく。料金は1プロジェクトあたり1カ月プランが3000円(税抜き)、1年プランが18000円(同)。
同社は今年7月設立。事業内容はビジネスデータ解析やAIサービス開発など。従業員4人。
2018年12月4日発行