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九電G、FFGが渡辺通で再開発 福岡市内開発申請状況
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週刊経済2024年11月20日発行号
申請数は6件に
ふくおか経済・㈱地域情報センターは、福岡市の開発許可が必要な市街化調整区域と1千㎡以上の造成を伴う市街化区域への開発申請状況(24年9月分)をまとめ、法人による申請件数は前月比5件増の6件だった。
10月21日付号で同月の開発申請を2件と報じたが、開発許可の遅れからその後に同月内で4件の追加許可が降りていたので、内容を更新して報じる。開発の内訳は住宅が3件、店舗が3件。開発面積が最大だったのは、㈱電気ビル(福岡市中央区渡辺通、豊馬誠社長)、㈱十八親和銀行(長崎市銅座町、山川信彦頭取)、福岡商事㈱(福岡市中央区大名、古江寿則社長)が共同申請した中央区渡辺通りの再開発プロジェクトで、開発面積は2万4138㎡。十八親和銀行が以前支店機能を置いていた「十八福岡ビル」の跡地で、九電グループとFFGが共同で取り組む「(仮称)渡辺通二丁目プロジェクト」。緑地広場を臨む新たなオフィスビルを建設する計画。次に面積が大きかった開発は、㈱コスモス薬品(福岡市博多区博多駅東、横山英昭社長)が早良区田村に開発する複合店舗で、開発面積は6736㎡。
前月から開発申請数は大幅増となり、都心部の再開発含め規模の大きい開発も目立った。本記事では従来、申請から1カ月以内に開発許可が降りることを前提に、月ごとの開発状況をリスト化してきたが、最近では1カ月を超えるケースも目立つため、今後は申請月から2カ月程度のスパンを設けて開発内容を報じていく。
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