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九電グループ商品のショッピングサイトを開設   九電産業   会員数初年度5万人目指す


 九州電力グループの九電産業株式会社(福岡市中央区渡辺通2丁目、奥井洋輝社長)は12月1日、グループで取り扱う商品や九州各地のこだわり商品をインターネットで販売するショッピングサイトを開設した。
 名称は「九電グループショッピングサイト”こだわり直Q便”」。現在の取扱商品は、同社の「うなぎのせいろ蒸し風”うまうま”」、「新緑茶」、「湧水」、九電グループの株式会社苓北そると(熊本県)が製造する「天然の平釜塩ギフトセット」、株式会社ウエハラ産業(福岡県)の「豆乳粥」、株式会社椒房庵(福岡県)の「椒房庵めんたい」、有限会社井手製茶工場(福岡県)の「八女茶セット」、有限会社ビクトレージ(福岡県)の「福岡太宰府天満宮参道『天山』鬼瓦アイスもなか」、有限会社ふるさと倶楽部(佐賀県)の「佐賀『唐津くん煙工房』こだわり職人セット」、松尾畜産食肉卸株式会社(佐賀県)の「松尾勝馬牧場伊万里牛『ロースステーキ』『焼肉詰め合せ』『モモ霜降りステーキ』」、宮川水産株式会社(熊本県)の「熊本・天草みや川『活き』車海老」の11品目だが、随時新商品を開発して品揃えを充実させる予定。
 初年度は5万人の会員獲得、1億5,000万円の売り上げを目指しており、会員には購入額に応じたポイントバックなどの特典が付く。また、12月末まで、期間中会員登録で500ポイント進呈、期間中購入額1万円以上はポイント2倍、購入者の中から抽選で50人にこだわり商品プレゼントなどのオープニングキャンペーンも実施している。
奥井社長は「九電グループの商品だけでなく、九州各地のまだ知られていない?こだわり商品?をどんどん開拓して、全国に発信していきたい」と話している。
 同社は1953年5月に九州電力株式会社の関連会社として設立。資本金1億1,770万円、従業員数は798人(05年3月)。火力・原子力発電所の環境保全に関わる設備の運転、燃料管理、海運仲立業、環境測定、石炭灰の有効利用、石膏・工業薬品の販売、九州電力のコミュニティプラザ(イリス)・展示館の管理運営などの電力補完事業のほか、電柱広告管理業務、保険代理店業務、旅行業務、運輸事業、飲料・食品の開発販売など多角的に事業を展開。05年3月期の年商は160億円。