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九電と協力し、新たな光インターネットサービス QTnet
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週刊経済2021年2月9日発行
NTT西日本の光コラボモデルを使い
九電グループの情報通信事業会社、㈱QTnet(福岡市中央区天神1丁目、岩﨑和人社長)は1月18日、親会社の九州電力㈱と協力し、西日本電信電話㈱(NTT西日本)の光コラボレーションモデルを使った新たな光インターネットサービス「きゅうでん光」と割引サービス「きゅうでん光×九電セット割引」の受付を開始した。
QTnetは独自の光ファイバー網を使った光インターネットサービス「BBIQ(ビビック)」で順次提供エリアを拡大し、既に43万件以上の顧客を獲得しているが、今回きゅうでん光を加えることで、光インターネットサービスを九州のほぼ全域でカバーする。また、通信、電力両業界共に競争が激化する中でグループの強みを生かして戦略的なセット割引を導入することで、双方の解約抑制や契約増加につなげ、シェア拡大を図る狙い。
きゅうでん光はBBIQと同様に、光回線利用とインターネット接続サービスをセットにしたシンプルな料金体系で、月額料金は戸建て住宅向けが5200円、集合住宅向けが4000円。光電話(月額500円)や無線LANカード(Wi-Fi、月額100円)、セキュリティ対策などのオプションも充実した。BBIQと同じく、九州電力の家庭向け電気料金プランをセットで契約すると、月額料金を最大で300円永年割引する。