NEWS

九電、SBIホールディングスと包括連携  筑邦銀行


プレミアム商品券の電子化に注力

㈱筑邦銀行(久留米市諏訪野町、佐藤清一郎頭取)は11月24日、九州電力㈱(福岡市中央区渡辺通2丁目、池辺和弘社長)、SBIホールディングス㈱(東京都、北尾吉孝社長)とプレミアム付商品券の電子化などの包括連携協定を結んだ。
同行では昨年8月に宗像市の電子地域通貨「常若通貨」や今年9月にうきは市、10月に太宰府市、11月には平尾商工連合会と箱崎商店連合会でスマートフォンを活用して電子プレミアム付商品券を発行する仕組みを提供。今後、3社の連携をより強化し、これまでの取り組みのノウハウを生かしながら、他自治体や団体の同商品券の電子化に力を入れる。
同行が提供するのはプレミアム商品券をスマートフォンから申し込み、抽選、購入、利用、精算までを一貫して利用できるシステム。九州電力が提供するシステム基盤を使用し、SBIホールディングス㈱の協力のもと、㈱Orb(東京都、藤本守社長)が技術を開発している。同行では「同商品券の電子化を通じて地方創生や地域の経済を活性化し、新しい金融サービスの提供に努めていきたい」と話している。

2020年12月8日発行