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九電、SBIとまちのわの持株会社を共同設立 筑邦銀行
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週刊経済2024年12月18日発行号
HDのもと地域子会社で全国展開
㈱筑邦銀行(久留米市諏訪野町、鶴久博幸頭取)は12月10日、九州電力㈱(福岡市中央区渡辺通2丁目、池辺和弘社長)、SBIホールディングス㈱(東京都、北尾吉孝会長兼社長)と共同で㈱まちのわホールディングス(東京都港区六本木1丁目)を設立した。
3社では、2021年5月に㈱まちのわ(福岡市、入戸野真弓社長)を設立。自治体や地元商工会向けにプレミアム付電子商品券をはじめ、地域通貨や地域ポイントなどのサービスを一つのスマートフォンアプリで完結できる「地域情報プラットフォーム」を提供してきた。
今後、これらの事業を全国規模で展開していくため、地域子会社の設立を計画しており、HDを設立することで同社がアライアンス戦略やグループ経営戦略を立案、まちのわや地域子会社が各地域でのサービス提供、事業活動に専念できる体制を構築する。同行では「地域密着型の事業運営体制への強化を図るとともに、地場企業等とのアライアンスにより新たな事業・サービスを創出することを目指し、地域・お客さまの課題解決に向けて、グループとして機動的に対応するための体制を整備したい」と話している。
まちのわが提供する同サービスは24年12月時点で全国122自治体・団体に導入されている。