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九郎原トンネルの掘削工事をスタート 北九州国道事務所
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週刊経済2023年9月26日発行号
国道201号・八木山バイパス
北九州国道事務所は9月11日、飯塚市内住の国道201号・八木山バイパスに設置する九郎原(くろうばる)トンネルの掘削工事をスタートした。
同トンネルは八木山バイパス4車線化事業の一環で進められているもの。同市の筑穂インターチェンジ(IC)と穂波東IC間(延長7・7キロ)にあり、全長568メートル。工事は飯塚市側から篠栗町方面にかけ、大型重機などを活用し掘り進められる。完成は2029年度の完成予定。
福岡都市圏と筑豊地域を東西に結ぶ八木山バイパスは1985年2月に暫定2車線で開通したが、同バイパスとアクセスする福岡東バイパス(福岡側)、飯塚庄内田川バイパス(飯塚側)が4車線化したことで交通渋滞が慢性化しているほか、並行する現道は異常気象時に通行規制となる区間を2区間抱えていることから、2019年度から4車線化事業がスタートしている。工事主体は国と西日本高速道路(NEXCO西日本)。総延長13・3キロのうち、篠栗IC―筑穂IC間(5・6キロ)は24年度、筑穂IC―穂波東IC間(7・7キロ)は29年度の完成を予定している。