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九産大付属九州高校と高大連携協定を締結 九州産業大学
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週刊経済2024年4月24日発行号
東福岡高校に次いで2例目
九州産業大学(福岡市東区松香台2丁目、北島己佐吉学長:以下、九産大)は、3月25日付で九州産業大学付属九州高校(同市東区香椎駅東2丁目、田中眞太郎校長:以下、九州高校)と連携教育に関する高大連携協定を締結した。
九州高校の生徒を対象に、九産大が開設する授業科目の履修生として認め、大学生とともに受講する機会を提供。学習・研究に対する興味と関心を高め、知的好奇心の深化を図るのが狙い。高大連携協定を結ぶのは、東福岡高校に次いで2例目となる。
取り組みの特徴は①大学の授業科目受講による大学レベルの教育研究に触れる機会の創出②学校外学修として高校生が履修しやすい開講時間を設定(平日午後3時40分~同5時20分)③科目履修生の科目履修生選考料および科目受講料が無料④科目履修生として基準を満たした場合は単位が認定され、同大学に進学した際の単位として認められる⑤同大学附属図書館(約79万冊所蔵)や語学教育研究センターなどの施設が利用できるという。
北島学長は「初年度は建築都市工学部講義科目の色彩・照明論や地域共創学部プロジェクト型科目の柳川サテライトなど13科目を開講する。大学での学びの基礎となる科目を高校生の方々に受講していただくことで、将来を考える一助になることを願っている」と話している。