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九工大内にブロックチェーン技術研究室 ハウインターナショナルとchaintope


技術者育成強化

ソフトウェア開発の㈱ハウインターナショナル(飯塚市幸袋、正田英樹社長、以下HAW)とその関連会社㈱chaintope(同)は2月28日、国立大学法人九州工業大学情報工学研究院(同市川津、飯塚キャンパス)内にブロックチェーン技術研究室を設置した。
HAWは昨年11月から、九工大とブロックチェーン(取引データをネットワーク上で保存する分散型台帳技術)とその応用に関する共同研究に取り組んでいる。同研究室を設置することで、同大に在籍する5人の研究者の協力体制のもと世界中から研究者や学生を集め、技術開発や共同研究、技術者育成の強化を目指すとともに、これまで以上に密度の高い連携が期待できるという。カリキュラムは現在策定中で、主に検索の高速化やデータ比較処理の高速化などに用いる高速ハッシュ計算などのさまざまな手法を用いた分散型台帳技術やそれらの技術が適応可能なサービスについて研究など。正田社長は「優秀な技術者育成と地元飯塚の発展に貢献していきたい」と話している。

2018年3月20日発行