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九州4県のCVS250店で爪研磨材を販売   アリーナ   九州発全国ブランドを目指す


 爪研磨材の企画製造・輸入販売を手掛ける株式会社アリーナ(福岡市早良区百道浜2丁目、津野孝社長)は、5月中旬から佐賀、熊本、宮崎、鹿児島の中九州・南九州を中心としたコンビニエンスストアチェーンの約250店舗で、同社が開発した爪研磨材の販売を始める。
 これは同社の爪研磨材「磨くネイルグロス キュピカ」が、コンビニエンスを展開する企業のOEM商品として採用されたもので、1店舗当たり8個の導入が決定しているという。同製品はOEM商品として代理店、流通の専門業者を通し、同社商標の「キュピカ」のロゴを入れた4種類の犬のキャラクターをプリントしている。初回導入個数は全店舗で合計2,500個。
 津野社長は「今回のコンビニエンスストアに同製品を導入できたことは大変嬉しい。店頭での販売を通じて商品のブランドロイヤリティが育っていけば、将来的に九州発、全国に向けたブランド展開も可能」と話している。
 同社は2005年2月設立。同年5月、福岡市経済振興局の支援認定を受け、インキュベーションプラザ百道浜に入居。昨年12月には代理店を通じ、首都圏の量販店「東急ハンズ」や「ロフト」などでも販売を開始している。資本金は1,000万円。従業員数は2人。06年8月期は売上高5,000万円を見込んでいる。
 津野社長は飯塚市出身。1965年8月8日生まれの40歳。九州産業大学卒趣味はキックボクシング。