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九州MaaSのシンポジウム 九州経済連合会
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週刊経済2022年9月6日発行
MaaS構築に向けた機運醸成図る
一般社団法人九州経済連合会(福岡市中央区渡辺通2丁目、倉富純男会長)は9月16日、複数の公共交通機関などを組み合わせた移動サービス「MaaS(マース)」を九州で拡大するため、「九州MaaSシンポジウム2022」を実施する。
九州全域でのMaaSを実現するため、8月に官民共同で第1回「九州MaaSプロジェクト研究会」を発足。今回で2回目。シンポジウムの会場は中央区渡辺通2丁目電気ビル共創館4階の「電気ビルみらいホール」で、オンラインでの参加も受け付ける。対象は、九州・山口・沖縄の9県と政令市、鉄道・バスなどの交通事業者。シンポジウムでは、九州MaaSプロジェクト研究会の取り組みについて、研究会座長で九経連観光社会基盤部の中川信治部長が説明するほか、最新の潮流や目指すべき方向性を共有、九州版MaaSの具体的な構想をまとめていく。また、観光庁の和田浩一長官が「アフターコロナにおける観光政策と観光MaaSへの期待」、国土交通省総合政策局の齋藤喬モビリティサービス推進課長が「日本版MaaSの推進について」、(一財)計量計画研究所の牧村和彦理事兼研究本部企画戦略部長が「持続可能なスマートモビリティ社会に向けて」の各テーマで講演をする。オンライン配信の定員は500人、参加無料。申し込み締め切りは9月14日まで。研究会は来年2月までに計5回予定しており、10月6日に宮崎市、12月8日に熊本市、来年2月2日に長崎市で実施する予定。