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九州電力、九州電力送配電と災害時の相互協力協定 九州地方整備局


週刊経済2024年9月4日発行号

道路啓開、停電復旧作業の実施で

九州地方整備局(福岡市博多区博多駅東2丁目、森田康夫局長)は8月27日、九州電力㈱(福岡市中央区渡辺通2丁目、池辺和弘社長)と九州電力送配電㈱(同、今村弘社長)と災害時の相互協力に関する協定を締結した。
災害発生時、相互に道路啓開作業や停電復旧作業に対応することが目的。相互協力では、九州地方整備局が停電復旧に必要となる道路啓開、電力設備・がれきなどの一体除去、通行止め区間内の車両通行、復旧拠点となる道の駅などの駐車場の使用、孤立支援地域の早期停電解消に向けた支援を担当、九電、九電送配電は速やかな技術員の派遣、安全措置などの実施、電柱や電線など送配電機器の除去、電力設備・がれきなどの一体除去、電力施設被害状況、停電・復旧情報の提供などを担当する。平常時は双方の連絡体制構築、連携した訓練、会議の実施、点検、事前伐採などの相互協力に取り組む。協定の範囲は九州7県の九州地方整備局が管理する道路(直轄国道)、九電、九電送配電が管理する電力設備など。