九州盲導犬協会に盲導犬募金を贈呈　ホテルニューオータニ博多

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開業４０周年記念事業の一環

ホテルニューオータニ博多（運営会社・㈱ニューオータニ九州、福岡市中央区渡辺通１丁目、山本圭介社長兼総支配人）は９月１７日、開業４０周年記念事業の一環として公益財団法人九州盲導犬協会（糸島市東、田中久也理事長）に「盲導犬育成基金」として２７万１３４７円を贈呈した。
​　同ホテルは、２０００年５月に福岡で開催された「第６回全国盲導犬使用者交流会」において、都市型ホテルとしては全国で初めて宿泊施設に選ばれた。その受け入れに際しては盲導犬協会と社内勉強会を開催し、盲導犬使用者など１００人と盲導犬７０頭が宿泊した。その経験がきっかけとなってスタッフの「バリアフリー」への意識が向上し、０８年４月から館内に盲導犬育成基金の募金箱を設置している。今回の贈呈分を加え、１０年間の募金総額は９３万８９３７円となった。同ホテルでは「今後も地域にお役に立てるホテルとして『最も愛されるホテル創り』を目指していきたい」と話している。
九州盲導犬協会は１９８１年２月に任意団体として発足。８３年９月に財団法人化。２０１０年５月公益認定を受け、現法人名に変更。０５年３月財団法人日本自転車振興会から補助金を受け、管理棟、繁殖棟、犬舎棟で構成する新総合訓練センターが完成。良質な盲導犬を１日でも早く１棟でも多く視覚障がい者に無償で貸与する活動を続けている。

2018年10月23日発行