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九州工業大学と脱炭素に関する連携を開始 chaintope
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週刊経済2022年2月8日発行
自社ブロックチェーンを活用
ブロックチェーン技術開発の㈱chaintope(チェーントープ・飯塚市幸袋、正田英樹社長)は1月26日、九州工業大学(北九州市戸畑区仙水町、尾家祐二学長)と脱炭素に関する連携を開始した。
九工大が推進する未来志向キャンパス構想「カーボンニュートラル・キャンパス」の実現を目指す。両者はこれまでに学内の無人店舗「コンテク」を電気自動車と接続して無停電化する取り組みや、創電から配電までの一連を体感できる「環境エネルギーハウス」の整備を進めてきた。今後は、同社のブロックチェーン「タピルス」に地域とキャンパスのリアルタイムの電力需給データや給電スタンドとEV間の電力融通の証跡を記録し、生まれた再エネ資源とその循環を可視化することなどを計画している。両者では「全国に地域脱炭素の取り組みを広げ、〝デジタル田園都市国家構想〟の実現に寄与していく」と話している。
同社は2016年12月設立。資本金2億3500万円。決算期3月。従業員16人。