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九州工場の排水処理設備が稼動 ダイショー


週刊経済2022年4月26日発行

処理能力は最大2倍に

大手調味料メーカー㈱ダイショー(福岡市東区松田1丁目、阿部孝博社長)が、九州工場(糟屋郡久山町山田)に隣接して建設していた排水処理施設が3月28日、稼動した。
生産設備のフル稼動が続く中、排水処理能力の大幅な増強が必要になったことから、2021年1月から九州工場の東側の敷地に増設工事を進めていた。建築面積は約537㎡。4月5日時点の流入量は100㎥/日。流入量は今後段階的に増やし、処理能力は建設前と比較して最大2倍まで対応可能という。同社ではこのほか関東工場の増設計画も進むなど、今後も将来を見据えた生産設備を増強し、成長基調の中で競争力向上に向けた投資を積極的に行っていく。