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九州大学大学院など3者と共同研究開始 キューサイ
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週刊経済2024年1月30日発行号
来年3月まで
健康食品やスキンケア商品の製造、販売を手がけるキューサイ㈱(福岡市中央区薬院1丁目、佐伯澄社長)は12月から、国立大学法人九州大学大学院医学研究院衛生・公衆衛生学分野(同市西区、二宮利治教授)など3者とエイジング(加齢)課題につながるエビデンス取得に向けた共同研究を開始した。
個人のエイジングの変化に基づき最適なソリューションを提案する「エイジングに向き合う新サービス(仮称)」の構築を目指す一環。「久山町研究」を行う国立大学法人九州大学大学院医学研究院衛生・公衆衛生学分野と(公社)久山生活習慣病研究所(糟屋郡、清原裕代表理事)、健康な人を対象とした臨床研究を手がけるヒュービットジェノミクス㈱(東京都中央区、一圓剛社長)の3者と共同研究を進める。昨年11月から、40~64歳の久山町住民約500人を対象とした生活習慣に関するアンケートや血液検査、皮膚検査、立ち上がり検査などを実施し、12月から研究を開始。2025年3月まで、生活習慣病の発症や進行への影響を解析し、皮膚の状態と食生活、運動状況、睡眠などの生活習慣との関連性を明らかにする。
同社は1965年10月設立。資本金は3億4900万円。