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九州地区でコーヒーショップFC10店舗   ドトールコーヒー九州地区本部   06年3月までに


 全国でコーヒーショップをチェーン展開している株式会社ドトールコーヒー九州地区本部(福岡市中央区天神四丁目、出口浩二九州地区本部長)は今年度(〇六年三月期)、九州地区でコーヒーショップをFCで十店舗展開する。
 同社は、『ドトールコーヒーショップ』を九州地区で三十七店舗展開しており、今後も店舗数を拡大することでブランド力をアップさせ、カフェ業界の競合他社に対抗する。また、福岡県内では四店舗を出店計画している。

宮崎市のSCフードコート内にコーヒーショップ
 また五月十九日、宮崎市新別府に開業した「イオンショッピングセンター』のフードコート内に、コーヒーショップFC店をオープンした。
 同社は、都心に路面店で展開するケースが多かったが、最近は土日の買い物客をターゲットとし、郊外型ショッピングセンターへの出店を強化している。床面積は六十・七四平方メートル、フードコート内に同店の専用テーブルを二十四席設置。店名は『ドトールコーヒーショップ イオン宮崎店』で、同店のオープンにより九州地区全県での出店を達成した。
 出口本部長は「当社は、自社で焙煎したこだわりのコーヒー豆を提供している。少しでも多くの人に当社のコーヒーを飲んでほしい。将来的には、九州地区で百店舗を展開したい」と話している。
 同社は一九六三年四月に設立、二〇〇〇年に東証一部上場、資本金は六十億七千二百四十三万円。売上高は六百二十七億三百万円(〇五年三月期)、経常利益は四十八億八千二百万円。セルフ型コーヒーショップをメーンに関連ショップを含め全国で千店舗以上を展開している。従 業員は八百三十三人。
 出口本部長は兵庫県宝塚市出身、一九六三年十月九日生まれの四十一歳、北陽高校出身、趣味は食べ歩き。

2005.5.24 発行 週刊経済より