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九州北部豪雨被災の要介護者を無償受け入れ さわやか倶楽部


福岡県内37施設含む全国84カ所で

東証1部の㈱ウチヤマホールディングス連結子会社で介護福祉事業の㈱さわやか倶楽部(北九州市小倉北区熊本2丁目、内山文治社長)は7月6日、九州北部豪雨で被災した要介護者の無償受け入れを開始した。

災害時の緊急支援の一環で、福岡県西方沖地震、東日本大震災、熊本地震以来4回目。要支援1〜要介護5の認定を受けた65歳以上の高齢者を主な対象に、福岡県内37施設、大分県3施設含む全国84カ所、約200室で受け入れる。通常12〜18万円の入居料を無料とし、介護保険料の利用者負担分のみの費用で入居可能。受入期間は約半年間で、それ以降も被災者の優先的な施設入居などを検討している。同社では「グループ企業でも、緊急避難先として不動産の提供や、運営施設や店舗での緊急雇用支援なども検討している」と話している。

2017年7月18日発行