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九州初の信託会社を設立 三好不動産
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週刊経済2022年5月3日・10日発行合併号
資産管理事業を推進
賃貸管理・賃貸仲介地場最大手の㈱三好不動産(福岡市中央区今川1丁目、三好修社長)は3月、管理型の信託会社を設立し同月末から業務を開始した。九州に本社を置く信託会社は初めてで、全国では31社目。
社名は三好スマイル信託㈱で資本金は1億円、本社は同区天神2丁目の福岡証券ビル8階、社長には阿部俊一信託会社準備室室長が就任した。三好不動産が進めている賃貸オーナーなどの資産管理事業を推進する目的。管理型の信託会社で、不動産など資産の所有者との信託契約による不動産管理信託を主業務とする。決算期は3月で社員は8人。
阿部社長は大分県出身、1960年4月28日生まれの62歳、九州大学経済学部卒。83年住友信託銀行入社、三井住友信託銀行福岡支店上級主席財務コンサルタント、山口防府支店同を経て2020年三好不動産に信託会社準備室室長として入社、22年3月三好スマイル信託社長。趣味は旅行・ドライブ。
三好不動産の三好修社長は「当社の顧客である賃貸物件オーナーの資産管理を担う上で信託会社が大きな力を発揮する」と語る。また三好不動産グループでは「全国相続サポートセンター」として相続事業をFC展開しており、加盟している全国の不動産管理会社が抱える賃貸オーナーの資産管理受託を目指すという。同社の役員は次の通り。
▼社長 阿部俊一▼取締役伊瀬知晃 水町圭孝▼監査役 髙山大地