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九州初のパチンコ店を北九州市と福岡市に出店 京都市のマルハン 遊技台数は1000台と800台


 京都市上京区出町の大手パチンコチェーン・株式会社マルハン(鈴木嘉和社長)は昨年末、九州初出店となるパチンコ店を北九州市と福岡市に出店した。
 北九州市八幡西区本城四丁目に「マルハン本城店」、福岡市東区二又瀬新町に「同二又瀬店」を出店したもの。本城店はパチンコ六百四十台、スロット四百台の計千四十台。敷地面積は約一万七千平方メートルで、店舗面積は三千平方メートル。駐車場は八百六十一台収容で、十二月二十六日にオープンした。
 二又瀬店はパチンコ四百八十台、スロット三百二十台の計八百台。敷地面積は約一万四千五百平方メートルで、店舗面積は二千平方メートル。駐車場は六百八十九台収容で、十二月二十七日にオープンした。
 同社は全国で百二十店舗を展開する大手チェーンで、売上高は業界二位の三千八百九十八億円(〇一年九月期)。経常利益は八十三億円で、 従業員はパート・アルバイトを含めて約三千七百人。全国二百店舗の展開を目指し、将来は株式公開も視野に入れている。
 二又瀬店の森本晃典店長は「全国展開を図る上で、福岡は以前から案件に挙がっていた地域。パチンコの営業を告知するよりも企業としてのアイデンティティーを伝える意味で、まず情報発信都市の福岡に出店し た」と話している。なお、本城店は同社百十七店目、二又瀬店は百十八店目になる。

2003.02.25 発行 週刊経済より